数秘術とは人間の生き方を数字で分析しようという古くからの科学であり、現代にも応用できる現実的な体系です。数字にはそれぞれ固有の性質の象徴であるという考えのもと、何千年ものあいだ様々な形で実践されてきました。広く知られているのは紀元前6世紀に活躍した数学者・哲学者のピタゴラスの数秘術で、何世代も語り継いてきた理念が現代にふさわしい形となって活用されています。
数字が教えてくれる数秘術という言葉を使って、自分自身を分析し人生をより豊かに過ごす道標として活用していきましょう。
この記事では、数秘術の中でも最も重要な数字である「ライフパスナンバー」からそれぞれの数字が持つ性質を見ていきます。(※「現世数」や「運命数」など呼ばれ方は様々ですが、ここではライフパスナンバーと呼んで解説していきます。)
ライフパスナンバーについて
ライフパスナンバーは誕生日から割り出すことができる数字です。
例を従って自身の数字をみていきましょう。
1929年1月15日生まれの場合
1+9+2+9+1+1+5=28
2+8=10
1+0=1
ライフパスナンバーとは鍵となる「ラッキーナンバー」とも言い換えることができ、
そこから人生の方向性、訪れるチャンス、本人の才能や能力、性格など
「何ができるか」「何をするべきか」「何が起こるのか」
ということを知ることができます。
“9”は人道主義者
同情・理想主義者・劇的・ロマンチック
方向性・・・共感を表すすべてを学ぶ
チャンス・・・理想主義と創造性をつちかう
キーワード・・・情け深い、人道主義、理想主義、ロマンチック、ドラマチック、創造的、魅力的、集中できない、気分屋
ポジティブな側面
・無限のチャンスが訪れる。
・数字の中ですべてを内包している。
・理想主義を掲げる人は世界の変革を望み、ずべ手の人の生活が良くなることを願う。
・心が広く、寛容で、因習にとらわれない。
・カリスマ性があって創造性に富んでいる。
・アーティスト独特のドラマチックな力を持つ。
・何かの運動やカルト、宗教のリーダーとして優れた才能を発揮するし、毎日の暮らしに宗教が必要なことをごく自然に理解している。
・旅が好き。
・感情が豊かで、共感を伝える才能があり、周囲から愛される。
・人生では大きな問題に取り組むのを好み、時として劇的な最後を迎える。
・お金の出し入れはさほど得意ではないし、物質的なことに興味もない。
・友人はたくさんできる。
・9は磁力のような魅力にみんな惹きつけられる。
・情熱的だが忍耐強い方ではない。
・芸術や文系の分野が向いている。
・心霊的な能力を発揮することもある。
ネガティブな側面
・忍耐心に欠け、気分屋である。
・自分の感情をコントロールすることが必要。
・現実や細部にもっと目を向けたほうが良い。
・公平な判断が下せるタイプではなく、外部の操作を受けてしまうこともある。
・不必要なところで自己犠牲を払う傾向もある。
ライフパスカラー
愛・・・ピンク。
理想主義・・・赤。
創造性・・・バイオレット。
精神性・・・紫。
まとめ
ここでは誕生日から割り出されるライフパスナンバーを見ていきましたが、いかがでしたか?
ライフパスナンバーはその人の一番重要な数字ではありますが、他にも生まれた日、月、年の誕生チャートや誕生数、目的数、名前を数字に置き換えたネームチャートや母音数、子音数、姓名数、パワー数など、様々な数字に影響を受け、その性質を強めたり、弱めたりするので、もっと詳しく知りたい方はぜひ一度数秘術を受けてみるのもおすすめです。